2014年3月17日月曜日

スクラッチ上達の心得 ⑦


【寝起きに「とりあえず」やるかね】

第7回

練習の効果的な時間帯について僕の経験と思い出を元に書きます。

スクラッチ上達の心得 ⑦

難しい技に取り組んでいる時などは、手が思うように動かない時はありますよね?


特にドゥルチキのドゥルの時の手が固まってしまう状況。2クリックフレアのフェーダーが思うように動かない状況。変形の2クリックや3クリックの右手左手のバランスが合わない状況。など、分かってはいるのに出来ない!という状態です。


そんな状況で練習していると、1日中やっても出来なかったのに翌日の午前中ひょいっと出来て、また翌日出来なくなるなんて事はありませんか?「わずかな糸口を見つけている」という一進一退な日々です。辛いです。


僕の経験によると、寝起きの午前中に「とりあえずやってみるか」という気軽なテンションの時に出来て、夜になって「さっきまで出来てたのにー(怒)」というテンションの時は全然出来ない、という現象がありました。


午前9時→あれ?調子良いな。気分いいぞ。
午後1時→もっとこうすれば切れ味が安定するかも。
夕方4時→あれ?おかしいな。全然切れない。
午後7時→午前中は出来たのになんでだ?
夜10時→こんなんじゃ気になって寝れないよ!
夜中1時→敗北感しかない。


これは僕だけでなくみんなに当てはまるのではないかと思っています(科学的根拠はありません)。こういうのが1日という長い時間じゃなくて、数時間のうちに起きちゃう人もいるかもしれません。


アドリブの難しさとは全く別で、技やテクニック面の問題は頑張り過ぎてはいけない。ということなんじゃないかと思うのです。頑張り過ぎると、結局失敗を一生懸命練習してしまうのでどんどん出来ない状況に陥る可能性があると思うのです。


しかしやらなければ絶対出来ないし…


という事で、難しい技やテクニックに直面したら、午前中、もしくは寝起きに近いぼんやりした状況で「とりあえず」毎日やってみる、というのが一番いいと予想しています。


仕事の前にちょいとスクラッチ。学校のまえにちょいとスクラッチ。こんな戦法はいかがでしょう?うまくいけば出来る自分として、1日を愉快に過ごせるかもしれませんよ。

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