2014年12月2日火曜日

古い煙管を再生だ。

どうも。



最近、タバコをやめて煙管にしました。


3〜4年前、一度煙管を吸ってましたが、掃除中に竹の中に掃除用の棒が詰まって取れなくなってやめたという、残念な思い出があります。


今回はオークションで古い煙管を仕入れて「愛着を持ちたい」という気持ちで再び煙管に挑戦します。とりあえず3つで2000円くらいで済みました。



昭和初期って感じです


ヤニを落とすために消毒用エタノールを買ってきました。

500円くらいでした


いつも飲んでるコーヒーの入れ物を切ってエタノールを入れてみました。

ちょうどいい


エタノールを付けて擦ったらヤニが出てきて、ちょっと嫌な感じです。

うむ


竹の羅宇から雁首と吸い口をはずすのがかなり大変でしたが、回したり気合いで引っ張ったりして根性で引っこ抜きました。

ようし


エタノールでの掃除では難しかったので、思い切って煮ました。

挑戦


熱くなってヤニが少し溶けたところで、爪楊枝等で突っついてみたらぼこっとヤニ的なものの塊が取れたりして、めげそうです。でも頑張りました。

これでいいのか?


あまり綺麗になってない印象だったので、エタノールに漬けて1日置いてみました。

これが

こう


その後は、100円ショップで買ったストロー掃除のアイテムでコツコツヤニを落として、だいぶ綺麗になりました。だんだん、明治とか昭和初期とかのヤニって思ったら少しもったいないとすら思い始めてました。さらに酢やタバスコを塗って擦ったり、最終的にはピカールで磨いてみたりしてかなり綺麗になりました。

古い感じはなくなっちゃった


昔は羅宇屋という竹羅宇を掃除する専門家がいたみたいなんですが、当然今はいなくなってるので、掃除し続けるには限界があるんだろうということで、近所に偶然あった竹細工の専門店で細い竹を買ってきました。程よい太さの部分(節があるところ)などを選んで切ってから、1本はカシュー塗料を塗ってみたり、1本はハサミで表面の皮を剥いだりして、羅宇を自作してみました。

皮を剥いだ羅宇

カシュー塗料を塗った羅宇


古い羅宇も使って、軽くシャッフルした感じで組み直しました。

渦巻き模様、良い


こうなりました


羅宇はもっと長いのを作ってみたり、黒っぽいのを作ったり してみようと思います。



タバコの値段が上がってるのもあるし、普通に渋いっていうのもあるし、歴史を感じるっていうのもあるし、煙管すごい良いです。「これこれ」とか言って、煙管で誰かの頭をコツンと叩いてやりたくなります。タバコの葉っぱには燃焼を助ける成分が入っていたりするみたいですが、煙管の刻みたばこにはそういうのは入ってないらしいので気分的にしっくりきます。



掃除などで面倒ですが、これからは煙管で決まりです。

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