2015年11月27日金曜日

2015年、開放!通信宮島塾延長。

どうも。


9月〜12月の上旬まで、通信宮島塾を開放してます(もちろん無料)。
1月〜3月も開放します!


最近メールを入れたのに返事が来ないという報告を多々受けます。メールが届いて返事をしないということは無いので、メールがうまく届かなくなっているのではないかと思い、お問い合わせ先のアドレスを1つ増やします。


新しいお問い合わせ先
miyajimajyuku@gmail.com


もしかしたら思い当たる人もいるかと思いますので、思い切って3月まで開放することにします。今現在開放で通信してる人は開放終了です(苦笑)。今からお問い合わせしてくれた人は3月までやります。

こんな感じ

実はアイホンでもスカイプが出来ることが判明しました(恐らくスマホなら大丈夫だと思います)。こちらからは普通に見えてるので、問題ないです。向こうからしたら、家で擦ってたら携帯電話から宮島が何か言ってくるという感覚でしょうか!?

普通に教えられてます

流れは
「ちょっと一回止めよう」
「もうちょっと思い切りレコード前に押してみて」
「もう一回やってみて」
という感じのやり取りです。


基本的に毎週金曜日に繋ぐので、ちょっとずつ変化していくことを目指してます。一応3ヶ月でこういう感じになろうと目標を決めて進めていきます。この機会に技術面での悩みを解決してください。早い者勝ちとまでは言いませんが、人数が多くなり過ぎた場合はお断りしたり隔週一回に変更したりする場合もあるかもしれません。


お手数ですが2つのアドレスにお問い合わせください。


お問い合わせ
turntablecolossus@hotmail.com

新しいお問い合わせ
miyajimajyuku@gmail.com

ホームページ
http://miyajimajyuku.com/

宮島ツイッター
https://twitter.com/turntablecoloss


みなさんの暮らしに

ちょっぴり擦りを

塾長、宮島。

2015年9月7日月曜日

2015年、開放!通信宮島塾。


どうも。



9月〜12月の上旬まで、通信宮島塾を開放します(もちろん無料)。

DJといえばスクラッチでしょ

毎週金曜日は誰でも気軽に通信してみよう!ということです。インターネットが出来て、パソコンやタブレットを持っている人なら大丈夫です。金曜日は一日中スカイプをオンラインにしておいて、回線を開放だ!ということです。


ただし、通信の場合はミックスを教えることは出来ません。あくまでスクラッチやジャグリング(2枚使い)といった「DJ技術」に関してということにします。


通信宮島塾は、1週間に1回だいたい1時間くらい繋いで、ちょっとずつジワジワ上達しようというものです。実際に教室に来て何人かで一緒に練習することによる効果もあるのですが、通信の場合は家で出来るという利点があるように思います。仕事に行く前の朝にやってる人もいれば、仕事から帰ってご飯を食べて後は寝るだけという状態でやってる人もいます。僕はその日ずーっとパソコンの前の椅子に座ってます(笑)。教室は東京の立川にあるのですが、通信なら日本中どこでも大丈夫です。


毎年恒例になってる開放宮島塾の通信バージョン。初めての試みなので、どうなるか分かりませんがこの機会に是非繋いでみましょう。


・この技がどうしても出来ない
・これであってるのか分からないから見てみてもらいたい
・これってどうなってるのか解明して欲しい
・自分の癖から離れられない
・継続するつもりはないけど一度試してみたい
・暇だからちょっと通信してみたい


等、理由は些細なことで大丈夫です。9月〜12月までびっしり毎週繋いでもいいですし、聞きたいことを聞くために一度だけ繋いでみるのでもいいです。


宮島塾はバトルDJ専用でもなく決して敷居の高い教室ではないので、思い切って連絡してみてくれたら嬉しいです。通信は1対1なので、最初めちゃくちゃ恥ずかしいですけど、すぐに慣れます。

誰でも気軽にスクラッチ

レコード盤とフェーダーを扱うのに必要な「体バランス」聞いてる人もやってる本人も楽しく過ごせる「気分」を教えられたら良いなと思います。


宮島式で訓練しましょう!


是非気軽に連絡してください。


お問い合わせ
turntablecolossus@hotmail.com

ホームページ
http://miyajimajyuku.com/

宮島ツイッター
https://twitter.com/turntablecoloss


みなさんの暮らしに

ちょっぴり擦りを

塾長、宮島。

2015年5月23日土曜日

カットラグ対策アイテム(テクニクス)


どうも。



カットラグ、それはスクラッチする人にとって最も嫌なものであります。カットラグが大きいミキサーは弦が1本切れている状態のギター、中身が空っぽのマトリョーシカ、すぐにチェーンが外れちゃう自転車と同じくらい残念なものです。


最近のDJミキサーはカットラグを調整する機能が付いているものが主流で、今回の工作で作るものは古いミキサー(テクニクスだけかも)で使えるアイテムです。


用意するものはこれです。

ちゃんと食べたり飲んだりしてください

フジパンのネオバターロールと新グロモントです。0.1mmレベルの微妙な厚さを出さなきゃならないので、一応これを使うと良いと思います。

他の商品のものでも大丈夫かもしれません

パンの袋を止めておく独特な形のプラスチック(以下パンプラ)と蓋を開けたら出てくる独特な形の金具(以下蓋金)を使います。

工具

ペンチ、ニッパー、セロテープ。


まずはニッパーでパンプラをちょうどいい細さに切ります。足っぽい部分を切り取って、それをまた半分に切るとだいたいちょうどいいです。

右足切断

左足切断

胴体?半分


続いて蓋金を約5mmくらい切ります。折り曲げてるとすぐに切れます。それをまた半分に折ってちいさく折りたたみます。

適当に

折りたたむとすごい小さいです

先に切り出しておいたパンプラの先端1cmくらいを折り曲げ、そこに蓋金を乗せるような格好にします。それをセロテープで止めます。

茶杓のような感じで良い

固定されたら、ペンチでギュッと潰します。ここが大事です。この潰し具合がカットラグに直接関係してくるのです。厚さを調整します。

この作業が重要

最後に折り曲げた方の先端をニッパーで切ります。5mm強くらい残すとちょうどいいと思います。

5mm強残す

蓋金のおかげで精密な物な雰囲気があります

結局「蓋金が付いたパンプラの厚みでカットラグを埋めよう」ということなのです。


装着の仕方は簡単です。こうしてこうして押さえてぺって感じです。

こうして

こうして

押さえてぺ

今回使った道具、材料全てがミキサーの上に乗っちゃうというコンパクトな工作です。

コンパクト

1個作って効果を実感したら、新グロモントを飲んでエナジーをチャージし、ネオロールを食べお腹を満たしてからどんどん量産しましょう。ネオロール1個で6個作れます。

いっぱい作って友達にあげよう

本当にこれでカットラグが埋まるのか?結局カットラグが調整出来るタイプのミキサーを買う方が良いんじゃないか?そんな思いは使ってみれば吹き飛びます。

見た目も合格

優れている点

・テクニクス特有のフェーダーのカチカチ音が無くなります。
・カットラグの調整はペンチで強く握ったり、して変えられます。
・パンプラの絶妙な弾力で、何とも言えない感触を得られます。
・壊れたらまた作ればいいです。
・荒くれ者じゃない限り2枚使いでも問題ないと思います。

シンプル is ベスト

なぜ今まで思い付かなかったのか、残念でなりません。「テクニクスのミキサーは壊れないのは最高だけど切れ味がなんか固いんだよな」なんて思っていた過去の自分に言ってやりたいです。新しい物に飛びつかずにその物ととことん向き合え、と。


個人的な感想ですが、切れ味が非常に柔らかく、そして体の動きと一致してくる。これこそ究極って感じです。アナログレコードは否応無しに体の動きと音が一致しているのに対し、フェーダーの「遊び」がそれをじゃましていたように感じていたのですが、一気に解決です。


当然取り外して持ち歩くことも出来るし、イベント等に行く時も蓋金付きパンプラ数個とセロテープだけ持って行けば安心です。

己の体だけで新しく音を作るぞという意気込みセット


手作りのアイテムを装備することによって、自分のミキサーに愛着を感じ、自分の相棒だという意識が生まれれば、練習の効率も上がって上達しやすくなると思います。


テクニクス、フォーエバー。

2015年4月7日火曜日

カットラグ対策アイテム(ベスタクス)


どうも。



カットラグ、それはスクラッチする人にとって最も嫌なものであります。カットラグが大きいミキサーは弦が1本切れている状態のギター、皮が破れてるボンゴ、ペットボトルの蓋が無くなった炭酸飲料と同じくらい残念なものです。


最近のDJミキサーはカットラグを調整する機能が付いているものが主流で、今回の工作で作るものは古いミキサー(ベスタクスだけかも)で使えるアイテムです。


用意するものはこれです。

これだけ

ミキサー、金属を切るノコギリ、ホームセンターで売ってるやつ。

こういうやつです

のこぎりです

金具専用です


まずはミキサーのカバーを取ります。カバーが付いてない状態も、それはそれでかっこいい気がします。


これを

こう

この工作は生徒さんの発案で、生徒さん作の出来上がりのミキサーが今教室にあるので、完成の目標はあります。


これを

通常の状態


こうしたいのです。


装備!


力持ちの生徒さんが切ります。非常に小さいものを切るので、滑る滑る。

大変そうです

苦戦

足で押さえたり

古い06proにねじで固定する作戦を実行しました。

安定しました

切る切る

結構時間はかかっちゃいました


切れました。

出来ました


どうやって装着するかというならば、ねじを外して挟んで締める、ということだけです。

ここに

挟みます

OK


電源を繋いで、カットラグがどうなったか調査します。

場所的にすごい感じです


カットラグどころか、音が切れない……。もう一個切るか、ヤスリで削るかだ。

06に固定して

切る

削る


削ったのと、少し短く切ったのの2つ出来ました。

よしよし


さっそく繋いで調査しました。

絶妙

とりあえず片方だけでいいとしました


結果的にはヤスリで削ったのがぴったりでした。壁からほんの0.1mmでも離れたら音が出るという、完璧かつ最高のフェーダーになりました。


嬉しいので、スプレーでフェーダーの滑りを良くして、完成です。

ケイグのつもり

完成


左端に銀色の金具が見えるでしょうか。要するに、フェーダーが金具の部分までしか行けなくさせている、ということです。

ちょっと光ってます


一番左に押してもここまでしか行きません。

2〜3mmって感じかな

左のはがれかけのシールも気になる


気のせいか手まで良い動きになってるようです。

キンキンって感じの音です


ベスタクス(VESTAX)フォーエバーという気持ちです。

Vestax

かっこいい


テンションが上がったので、昔の05proを出してきて、新旧05proを並べて、眺めて、褒めながら、三岳で祝杯しました。

色も違うのか

達成感あり


カットラグがあると、自分が「ここだ!」と思ったところでピッと音が鳴らないだけでなく、レコードの動きとのバランスも崩れてしまいそうになるので、初心者の方は得に注意が必要です。古いベスタクスのミキサーを使っている方は是非作った方が良いと思います。16〜17年前くらいまで使われていた(と思う)アルプスフェーダーは、フワッとした音になってしまいますが、カットラグでバランスが崩れるようなことは無かったように思います。

旧05PRO

新05ProⅢ


手作りのアイテムを装備することによって、自分のミキサーに愛着を感じ、自分の相棒だという意識が生まれれば、練習の効率も上がって上達しやすくなると思います。


ベスタクス、フォーエバー。